モノクロだからこそ際立つ建築美!西新宿の超高層ビルをモノクロで撮影してみた。

都市の情景と自然の情景をテーマにした写真ブログ『景写』へようこそ。

今日は、西新宿の超高層ビル群をモノクロで撮影した写真をご紹介します。

西新宿のビルはどれも個性的なデザインが多いので、モノクロで撮影することで、よりそのデザインが引き立ちます。

カラー写真を撮ることが多い方は、たまには気分を変えてモノクロの撮影はいかがでしょうか?

3種の神器は、広角レンズ+長時間露光+モノクロ

僕が高層ビルを撮るときによく使っている撮影方法は、「広角レンズ」+「長時間露光」+「モノクロ」です。

「広角レンズ」は富士フィルムのXF10-24mm F4 R LM OISを使っていて、広角側で撮影することで肉眼で見るよりパースがつき非日常的で迫力ある写真が撮れます。

つぎに、「長時間露光」は、シャッタースピードを5秒以上にすることで、雲を流したりするとモノクロにマッチするドラマチックな仕上がりになります。

被写体が動かない建物などの場合は、空や自動車などに動きを出すことで、静と動の対比が感じられる写真に仕上げることができます。

もちろん、昼間は明るいので長時間露光をするのは通常難しいので、僕はNEEWERのND1000というフィルターを使っています。

このフィルターを使うと昼間でも長時間露光を可能にしてくれるので、出番の多いお気に入りのアイテムです。

最後は、「モノクロ」です。カラー写真にくらべ色の情報がない分、シンプルに被写体の良さが伝えることができます。

僕が使っている富士フィルムのカメラにはフィルムシミュレーションという機能があり、モノクロフィルムの「ACROS」を再現することができます。

このACROSは諧調が美しくて本当に美しい画を吐き出してくれます。

西新宿ギャラリー

それでは実際に写真をご覧ください。撮影の参考になればうれしいです。

新宿アイランドタワー

東京都庁

東京モード学園 コクーンタワー

損保ジャパンビル

東京オペラシティー

西新宿ビル群(センタービル、野村ビル、コクーンタワーなど)

撮影後記

僕がモノクロの撮影をするようになったのは、友だちに教えてもらったマイケル・ケンナの展示会を恵比寿の東京京都写真美術館で観て、刺激を受けたのがきっかけです。

マイケル・ケンナのような表現にはなっていませんが、モノクロと長時間露光の組み合わせは、自分なりに影響を受けている部分です。

それなのにコントラストが強いコテコテな画になるところは、おそらく僕の性分ですね。。笑

モノクロは奥が深いので、もう少しいろいろと探求してみようと思います。

カラーで撮影した新宿はこちらをご覧ください。

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