レインボーブリッジは、芝浦エリアと台場エリアを結ぶ重要な交通網であるとともに、その東京湾に架かる美しいつり橋は、多くの人を魅了しています。
太陽の反射で光り輝く東京湾の上からお台場や東京タワーなどの絶景が展望でき、ゆりかもめと自動車が並んで走る迫力がこのレインボーブリッジの魅力です。
実はこのレインボーブリッジには遊歩道があり、歩きながらこのすばらしい景色を楽しめることをご存じでしょうか?
今日は、このレインボーブリッジを徒歩で横断しながら、東京湾岸の夕景を撮影してきたので写真を中心にご紹介します。
レインボープロムナード
レインボーブリッジは「レインボープロムナード」と呼ばれる遊歩道があり、歩きながら絶景を楽しむことができるようになっています。
遊歩道は、「ゆりかもめ」と「臨港道路湾岸青梅線」が通るレインボーブリッジの両外側にそれぞれあり、ノースルート(北側遊歩道)とサウスルート(南側遊歩道)に分かれています。
ノースルート(北側遊歩道)は、都心や晴海に面しており、東京タワー、東京スカイツリー、高層ビル群、晴海埠頭などが一望できます。
サウスルート(南側遊歩道)は、お台場側に面しており、フジテレビ、お台場海浜公園、観覧車などが一望できるようになっています。
私は、15時くらいからスタートしたので、芝浦口からノースルートを歩き、夕暮れの時間にサウスルートを往復するコースを設定しました。
遊歩道の全長は約1.8km、片道は徒歩約30分程度です。私が行ったときは、自転車を持ち込んでいる人やランニングしている人を多く見かけました。
芝浦側からのアクセス方法

レインボープロムナート(遊歩道) は、都心側の「芝浦口」とお台場側の「台場口」があり、渡れる時間帯は季節によって下記のとおり決まっています。
・4月~10月 9:00~21:00
・11月~3月 10:00~18:00
※最終入場は閉場時間の30分前まで
※休場日は毎月第3月曜日 (祝日に当たるときはその翌日)
・入場料:無料
私は2020年12月27日に行ってきましたが、レインボーブリッジを渡る人は少ないので密になることもなく、通常通り通行可能となっていました。
芝浦口へのアクセス
公共交通機関で芝浦口にアクセスする場合は、ゆりかもめの芝浦ふ頭駅が最寄り駅となり、駅からレインボープロムナートの芝浦口まで徒歩5分程度です。駅の改札を出ると案内板が出ているので迷うことはないと思います。
自動車で レインボープロムナートの芝浦口 にアクセスする場合は、上記のgoogle mapの駐車場情報をご覧ください。遊歩道芝浦口の入れ口のすぐ隣にもパーキングがありますので、車でのアクセスも便利です。
台場口へのアクセス
今回、私は遊歩道を往復してしまったので、台場口を使っていませんが、参考までに台場口は、お台場海浜公園駅から徒歩15分程度です。
お台場海浜公園方面に行くと、レインボーブリッジが見えて来ますので、レインボーブリッジプロムナードの看板を見つければ場所はすぐわかると思います。
いざ、遊歩道!まずはノースルートを歩いてみる。

ゆりかもめを眺めながらレインボーブリッジを横断します。ノースルートを夕暮れ前に歩くと西に沈んでいく太陽を逆光で捉えることができます。

ノースルートからは、コンテナや倉庫など湾岸エリアらしい景色を俯瞰して見ることができます。

こちらもトラックやコンテナが並ぶ倉庫。

レインボーブリッジは2重構造になっていて、遊歩道の上には首都高速道路が通っています。

遊歩道の途中、このような橋の裏もみることができます。

ノースルートから見た芝浦方面。東京タワーが見えます。

ノースルートからのレインボーブリッジ。次は夜景を狙いたい。
復路はサウスルート。夕日に照らされたお台場を望む。
レインボーブリッジを渡り切るとノースルートとサウスルートの連絡通路があります。私はここからサウスルートに切り替え、再び芝浦口に折り返しました。
サウスルートからは、朝日も夕日も見えるので、写真を撮影する場合は、夕暮れにこちらのルートを歩く選択をしました。

お台場らしい景観。この景色を立ち止まって見れるのは良いですね。

16時ころになると夕日が西に沈み始めます。

東京湾に沈む夕日を見ながらランニングする人たち。

ビルの向こうに沈む夕日。

象徴的な円を描くカーブ。ゆりかもめがプラレールのように見えます。

いよいよマジックアワー。ドラマチックな感じに変貌していきます。

インスタ映えしそうな感じに彩度と明瞭度を上げて現像してみました。
撮影後記
今回は、富士フィルムのX-T2、レンズは XF16-80F4 R OIS WR の手持ちですべて撮影してきました。
三脚は、遊歩道なので広げると邪魔になりますし、柵や金網の隙間から撮影することになりますので、遊歩道からは基本的に手持ち撮影となります。
このようなシーンでは、手振れ補正機能がついたズームレンズ XF16-80F4 R OIS WR がとても活躍します。今回も1/8までシャッタースピードを落として、手持ち撮影をしてみましたが、ブレは許容範囲内だったと思います。
逆光に弱いところに少々の不満を感じていますが、手振れ補正が付いた新しいカメラを入手するまでは、このレンズが活躍をしそうです。
今回は夜景を撮影したかったのですが、都合により夕景までしか撮影できなかったので、次は夜景を撮影しに行きたいと思っています。
都心からアクセスが容易で、すばらしい景色に出会えるので、夕日が綺麗な冬の季節におすすめの撮影スポットです。
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