2020年の締めくくりに東京タワーで夜景を撮影してきました。
東京を象徴するランドマークである東京タワーは、赤と白の印象的なカラーリングと電波塔らしい無骨なフォルムで、どこから撮っても画になる被写体です。
東京タワーは、他の被写体とも組み合わせやすく、様々な構図やアングルから撮影できるので、写真の練習には最適な被写体だと思います。
有名な撮影スポットも多くありますが、今回は遠景ではなく、東京タワーまで行って真近から撮影してきましたのでご紹介します。改めて近くでみるととても迫力がありました!!
東京タワーの概要
東京タワーのことをWikipediaで改めて調べてみると、1958年(昭和33年)にオープンした電波塔で、戦艦大和の鉄塔、名古屋テレビ塔、大阪の通天閣などを設計した内藤多仲と日建設計株式会社が共同で設計をしたそうです。
東京タワーの高さは333メートル。この高さは、当時、フランスのエッフェル塔の312メートルより高く当自立式鉄塔としては世界一の高さだったとのこと。
今では東京スカイツリーにも高さを抜かれてしまいましたが、個人的には東京タワーのデザインの方が気に入っています。映画のALWAYSのエンディングが印象的でした。
アクセスと攻略法
東京タワーの攻略法は、写真の基本だと思いますが、「主題と副題」を意識して撮影に臨みました。東京タワーは主役にしても、脇役(背景)にしても絵になるので、「何と一緒に撮るのか」が大切だと考えています。東京タワーは逃げも隠れもしないので、一緒に撮る被写体を見つけられるかが、攻略の鍵になりそうです。
レンズは、望遠でも広角でもよいと思います。様々な焦点距離のレンズを用意した方が表現のバリエーションが増えそうです。
今回撮影したポイントは、主に東京タワーの周辺なので難しくはありませんが、芝公園は広くて場所がわからないと迷うので、google mapにマーキングしておきました。また、旧台徳院霊廟惣門は、今回撮影していませんが、2015年に撮影したことがあったので、参考までにマーキングしておきました。
作例









撮影後記
今回は、東京タワーを撮影してきましたが、なるべく単純な写真にならないように光跡を入れたり、構図にこだわることを意識してみました。
作例に偶然見つけた映り込みの写真をアップしてみましたが、東京タワーの映り込みを中心に被写体を探しても面白そうだと感じました。
一方で、光跡はあまり車が通らず、イメージした光跡をとることはできませんでした。 NDフィルターを使ってもっと長時間露光すべきだったと後になって反省です。
カメラは、今回もX-T2を使っていますが、センサーサイズがAPS-Cなので、RAWで撮って後でレタッチしようとすると画像が破綻しやすいことが最近気になっています。今回の撮影では、ISO感度を低く設定し、なるべくその場で露出や色味を追い込むようにしました。撮影の段階で設定を追い込んでおくのは、本来正しい撮り方かもしれません。
今年最後の撮影は以上となりました。
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