ここ最近は遠出をせずに、家の近くを走る都電を絡めた景色をスナップしています。今回は、JR京浜東北線と東京メトロ南北線が交わる王子駅のすぐ隣の栄町のスナップをご紹介します。
SLの踏切看板とストレートな線路の停留所『栄町』

栄町は、 都営荒川線(東京さくらトラム)の 停留所で、JR王子駅から徒歩で数分のところに位置します。
この栄町は都電の停留所のなかでは、地味な印象がありますが、昔にどこかで使われていたと思われるSLのデザインの踏切看板が折り曲がっていますが残っていて、踏切を絡めたスナップに良いアクセントとなります。
また、栄町から梶原のあいだの線路はヌケの良いストレートになっていて、鉄道写真家の中井精也氏は、このあたりを「栄町ストレート」と呼んでいます。まっすぐに2つの線路が伸びていますので、都電がすれ違うところなどを狙うことができます。
線路の脇はすぐ住宅街なので狭い小径あり、都電の真横を歩くのも楽しいので、 王子駅前から荒川遊園地前くらいまでは歩きながらフォト散歩がおすすめのコースです。
Gallery 都電のある景色@栄町

X-T2 XF56mm F1.2 R ( F2 1/2000秒 ISO250 )

X-T2 XF56mm F1.2 R ( F8 1/500秒 ISO250 )

X-T2 XF56mmF1.2 R (F1.4 1/8000秒 ISO250)

X-T2 XF56mmF1.2 R (F1.4 1/8000秒 ISO250)






栄町は、JRと地下鉄南北線の通る王子駅のすぐ隣の停留所で、とりわけ何かがあるわけではありません。
しかしながら、都電が走るエリアは、住宅街なので王子駅にはない人々の生活感があり、あえて線路の道から外れて脇道に入ると懐かしい感じの景色に出会えます。
急いだりせずに脇道にそれながら、ゆっくりスナップするのがおすすめです。
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