今年も桜の季節がやってきました。 桜 は咲くだけで、一気に春がきた気がして明るい気持ちになりますね。
写真を趣味にしている人にとっては、 桜 は特に楽しみな被写体だと思います。
薄いピンク色の花が咲くだけで、華やかさと儚さが感じられ、景色が特別なものに変わるスペシャルな被写体です。
一方で、 桜 が咲いている期間は短く、しかも、日本中が1億人総カメラマン状態になるので、どこで撮るのか悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そんな中、私の考えた今年のテーマは、『近所さくら』です!
昨年よりずっと新型コロナや緊急事態宣言で家の近くを撮影する期間が続きましたが、そこで気が付いたのは、身近なところにもすばらしい景色がたくさんあるということです。
特に桜は日本中のどこにでも桜の木があり、学校、公園、神社、住宅地といたる所に地元の人に愛される桜があります。
今回はそこで地元の『近所さくら』を撮影してきたのでご紹介します!
今年のテーマは、『近所さくら』×『夜の住宅地』
今回の撮影で『近所さくら』を狙うにあたり、私がサブテーマにしたのは、『夜の住宅地』です。
これは桜の季節は人が多く、みんなスマホで桜を撮っているので、普通に撮ってもありきたりの写真になってしまうからです。
そういう私自身、青空をバックに、桜をボケボケにした写真を毎年撮影しています。あと、菜の花と一緒に撮るパターンも大好きです。笑
一方で、写真で見る夜の住宅地はどこか非日常感があり、これに桜が加わるとさらに非日常感が高まります。
この撮影スタイルは、以前に観た小野寺宏友さんという写真家の『野良桜2019』という作品に影響を受けたことが大きなきっかけになっています。
当然、住宅地なので桜の名所のようにライトアップなどはされていません。
そこで今回の撮影は、これまで風景写真では持ち出すことがなかったGodoxのストロボを持参して撮影に臨みました。また、住宅街だったので三脚は使わずフットワーク重視で、すべて手持ち撮影です。
今回の撮影機材は以下のとおりです!
【カメラ】
・FUJIFILM X-T2
【レンズ】
・XF16-80mm F4 R OIS WR
・XF10-24mm F4 R OIS
【アクセサリー】
・Godox TT685F
【三脚】
・なし(手持ち撮影)
Gallery
それでは、今回撮影した『近所さくら2021』をご紹介します。











今回撮影してみて、家の近所で桜を探しながら夜の散歩をするのは純粋に楽しかったです。
小岩井農場の一本桜などに昔から憧れがありますが、『近所のさくら』も改めてみると愛着を感じます。あえて電線や住宅など生活感があるものを構図に入れてみたのが自分なりのポイントです。
一方で撮影そのものは、作品のクオリティとしては低くて反省です。ストロボの扱いに慣れていなかった事で露出と構図を決めるのに戸惑い、改善の余地がたくさんありました。笑
暗い中の手持ち撮影に苦戦して時間がかかったことで、撮りたいエリアを回りきれなかったので、もう少しこの路線で桜を撮り続けてみたいです。
関東地方の本日の天気は春の嵐の予報ですが、まだ桜が残っていればいいですね。
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